キャプテンコラム5月号「社会人の五月病/社員コラムより
五月病は、新年度の始まりや人事異動など、
変化の多いこの時期に社会人が直面しやすい心身の不調です。
新しい環境に適応しようとする中で、
無理を重ねてしまうことが原因となり、
無気力や不安感、集中力の低下などの症状が現れることがあります。
とくに今年から社会人になった方は、
学生時代の生活リズムとのギャップで
苦しい思いをしているかもしれません。
これらの症状は、
放置するとうつ病などの深刻な問題に
繋がる可能性もあるため、
早めの対策が重要になります。

対策のためにはまず、
生活リズムの見直しが必要です。
連休中に夜更かししてお昼ごろに
起きてしまうことは誰にでもあります。
ですがそのままの状態を続けると、
朝起きるのが辛くなって会社にも
行きたくなくなってしまいます。
規則正しい睡眠時間を確保し、
バランスの取れた食事を摂ることで、
心身の健康を保つことができるのです。
とくに、たんぱく質はストレスを
緩和する効果があるため、
意識的に取ることがおすすめです。
さらに、軽い運動を取り入れることで、
セロトニン、いわゆる「幸せホルモン」が分泌され、
気分も改善していきます。
ウォーキングやストレッチなど、
無理なく続けられる運動から始めてみましょう♪


また、趣味の時間を持つことも効果的です。
仕事のことだけを毎日考えることは
ストレスを溜める可能性があります。
仕事に追われる日々はもちろんあるとは思いますが、
自分の好きなことに没頭する時間を作って、
リフレッシュしましょう。
映画を観たりや読書をしたり、
音楽を聴いたりなど、
心から楽しめる活動を取り入れてみてください。

働くことに対して辛く感じるときは
職場でサポートしてもらうことも検討してみてください。
上司や同僚とのコミュニケーションを大切にし、
困っていることがあれば早めに相談することが大切です。
最近ではメンタルヘルスケアに積極的に
取り組む企業も多くなってきました。
五月病は一過性のものであり、
適切な対策を講じることで改善が期待できます。
自分の心と体の声に耳を傾け、
無理をせず、必要なサポートを受けながら、
健康的な毎日を送ることが大切です。