キャプテンコラム6月号

内定者からの稲妻体験

「チーフ面談、結局4件聞かせてもらいました!」

昨日の夜、東條さんから来た↑↑↑メッセージ。
(東條さん=来春新卒内定者、華の女子大生。コラム5月号で紹介中です★)

 

今、ナレッジシードは保護者様とカスタマーチーフがお話しする
通称「夏期面談」のシーズン真っ最中です。

昨日、東條さんは入社前勉強として先輩社員(カスタマーチーフ)が
実際の保護者様とお話する「リアル夏期面談」を見学に行きました。

 

当初、私との話で見学を予定していた面談は3件でした。

(面談4件?・・・3件の予定だったのに・・・
もしかして4件見ていくようにチーフに言われたのかな?!)

 

「どうして4件なの??」
不思議に思った私が東條さんに尋ねると
東條さんから衝撃の返事がきました。

 

「指示通りに3件聞いたあと、私、Sチーフと少しお話したかったんです。
でも次の保護者様もいらっしゃっていて、
それ終わったら時間とれるって言ってもらえたので
聞いて待っていました!」

 

(お話したいこと??チーフと話しをするような指示はしていないはずだけどなあ・・・)
そう思った私は、質問を続けました。

「何をお話ししたかったの?」

すると、こんな返事が。
「授業中の音とかで聞きとれなかったところがあって、
それについて聞きたかったことと、伸び悩んでいたお家って、
普段からそういう感じなのかなと・・・ちょっとした疑問を聞いたりしたくて。」

 

一見すると何気ない返事ですが、
私にはものすごい衝撃でした。

砂漠に突然降り出した雷雨のような驚き。
夜空に突如現れる稲妻を見たような驚き。

この衝撃は左脳の仕業じゃありません。
右脳です。ビビビっと。

私の右脳に鮮やかに映し出された砂漠と雷雨と稲妻。
少しの間、返す言葉が見つかりませんでした。

 

こんな自然に指示した以上のことを自分から進んで行動できる。
言われてやっているんじゃなくて自分の意志で動いている。

 

と言うのも、
私の経験上、これから入社する会社で前もって勉強するって時に
言われたこと以上のことをやる人は極わずかだという印象があったからです。
すでに仕事をされている人の中でも滅多にお会いしません。

頭で分かっている人は大勢いるんです。
そういう人はポストや電柱と同じくらい身近にいっぱいいる感じがします。

聞けば誰でも「そうした方が良い」って答える。
でも実際にそう行動する人をあまり見たことがないのです。

 

言われたこと=他に決められた自分の行動
言われていないこと=自分で決めた自分の行動

言われていないことをやるというのは、
自分で自分のすることを決めるということ。
自由な存在として生きる、自由な存在として仕事する。

経営理念「本来の自分で生きる経験を分かち合う」にリンクします。

 

「言われたことをやる」を決めているのも「自分」なので、
厳密には全員が自由な存在であるには違いないけれど
でも自分でそう思えていない人にとっては不自由が現実。
そういう相談に来る方は現実に辛いのです。

全てが自分の思い込みだとしても
命じられ、強制され、縛られている。
そう「自分で」思い込んで
自分の足に自分で足かせを付けながら
「重い、苦しい、痛い」と辛い日々を嘆かれている方が大勢います。

これまでに私はそういう相談に来られる方と
数えきれないほど話しをしてきました。

人は「思い込み」と「固定観念」によるセルフイメージで
「本来の自分」が見失われ過ぎると苦しくなるものなのかもしれません。

「3件の面談を見学する」という経験を通して、
見てみたら聞きたいことが生じた。

だから聞きたい。

「話しを聞かせて下さい」って言ったら、
もう1件の面談後なら聞けると分かった。

じゃあ、もう1件の面談も聞いて、
その後に先輩チーフに話しも聞かせてもらおう!

ものすごいシンプルです。
圧倒的なシンプルさです。
ゴールまでに立ちはだかる壁をヒョイッ♪ヒョイッ♪
軽やかにどんどん乗り越える。
軽やかさがポイントです。
ピョーンピョーンです。

「できない・分からない」から
「どうすれば分かるかな?どうすれば出来るかな?」

この思考回路がほぼオートで発動している人って
ドミノ倒しのごとくバタバタバタっと学びが連鎖すると思います。

分からなかったことが分かるようになる。
できなかったことができるようになる。

これを不快に感じる人っているのでしょうか。
いるのかも知れませんが、

何とも言えない幸せ。
ジワッと感じる心地良さがあるんじゃないかと思います。

ドミノの片面に解決すべき問題が書かれていて
裏側に答えがあるとしたら
バタバタバタッと解決策が目の前に現れるわけです。
楽しい!気持ちいい!!

仕事をしていて何か分からないことや困ったことがあったとき、
解決できる人に聞けば良いとき、

時間とらせたら悪いかな・・・
聞くの面倒だな・・・
忙しいから今度でいっか・・・
こんなこと聞いたらどう思われるかな・・・

聞かずに済ませる理由は売るほどあります。
私にもたくさんありますので欲しい方がいればお譲りしますが、
結局は「ああでもない、こうでもない」と色々考えているうちに
煩わしくなって「まっ、いっか」でタイムオーバー。
その瞬間は永遠に戻ってきません。

 

衝撃の束の間、返す言葉を失っていた私に
東條さんから再びメッセージが来ました。

「とりあえずSチーフの面談記録のまとめをします!」
「今日やらないと忘れちゃうんです」

忘れっぽいなら忘れないうちにやれば良い。
忘れても大丈夫なように工夫すれば良い。

自分が短所や欠点だと思っていることがあっても
ちょっと手を加えれば
素晴らしい能力と魅力に変わるってことを改めて実感させてもらいました。
ありがとう!感謝です。

 

キャプテン

 

 

 

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