キャプテンコラム9月号「秋の体調管理/社員コラムより」
夏が終わって、空気が少しずつ涼しくなってくると、
気持ちも落ち着いてきます。
空は高く、風が気持ちよくて、秋はとても過ごしやすい季節です。
でもその一方で、気温の変化が大きく、
知らないうちに体調を崩してしまうことも少なくありません。
特に、昼間はあたたかいのに朝や夜は冷え込むようになると、
体がうまくついていかず、風邪をひいてしまう人が増えてきます。
たとえば、朝は長袖じゃないと寒いけれど、
昼間は半袖でも汗をかくくらい暑い──そんな日が続くのが秋です。
朝の寒さをがまんして薄着のまま出かけたり、
逆に厚着をして汗をかいたまま冷たい風に当たったりすると、
体温が急に下がって体調を崩してしまうことがあります。
そんな季節には、体温調節がしやすい服を選ぶのがポイント。
カーディガンやパーカーなど、脱ぎ着しやすいものを一枚持っておくと安心です。

秋といえば「食欲の秋」。
おいしいものがたくさん並ぶ時期です。
スーパーには旬の野菜や果物がずらっと並び、
思わず目移りしてしまいます。
実は、こうした秋の食べ物には、
体を元気に保つための栄養がぎゅっと詰まっています。
さつまいもやきのこ、かぼちゃ、梨などは、
ビタミンや食物繊維が豊富で、
風邪に負けない体をつくるのに役立ちます。
ついついお菓子やジャンクフードに手が伸びがちですが、
バランスの良い食事を意識するだけで、
体の調子はずいぶん変わります。
また、秋の夜は涼しくて過ごしやすいため、
つい夜更かししてしまう人も多いかもしれません。
動画を見たり、ゲームをしたり、
SNSを眺めたりしているうちに、
気づけば真夜中……なんてこともあるのではないでしょうか。
でも、寝不足が続くと免疫力が下がり、
風邪をひきやすくなります。
寝る1時間前にはスマホを手放して、
あたたかいお茶でも飲みながら、
リラックスする時間を持つのがおすすめです♪

そして、もうひとつ大切なのが、風邪やウイルスの予防です。
夏に比べて空気が乾燥してくるため、
ウイルスが広がりやすくなります。
学校から帰ったら手洗い・うがいをする、マスクを活用するなど、
小さな習慣が体を守る大きな力になります。
秋は、季節の変化を楽しめるとても魅力的な時期です。
紅葉を見に出かけたり、おいしいものを食べたり、
何かに打ち込んだりするにはぴったりの季節。
だからこそ、体調をしっかり整えて、
元気に過ごしていきたいですね。
少しの気配りと習慣で、
毎日がもっと楽しく、充実したものになります。
