キャプテンコラム2月号「冬バテにご注意/社員コラムより」
冬になると「朝から体が重い」「やる気が起きない」と
感じるのは、単なる気合い不足ではありません。
冬に生じる漠然とした不調の正体は、
過酷な環境変化に体が適応しようとして
自律神経が疲弊する「冬バテ」のサインです。
本コラムでは、「冬バテ」についての説明と対策を解説します。

環境に振り回されるのではなく、
自らの心身をコントロールする術を身につけましょう。
まずは「冬バテ」のメカニズムを理解し、
現状を把握しましょう。

負のループを招く4つの外的要因
1. 寒暖差(寒暖差疲労):暖かい室内と寒い屋外の往復により、
体温調節を担う自律神経が過剰に働きます。特に1日の気温差が7℃を超えると負荷が急増します。
2. 日照不足:冬は日が短く、
精神安定を司る「セロトニン」の分泌が低下。
これが体内時計を狂わせ、時差ボケのような「生体リズムの乱れ」を引き起こします。
3. 血流低下:寒さで血管が収縮し、
全身への酸素・栄養供給が滞ります。
これが肩こりや頭痛、内臓機能の低下を招きます。
4. 乾燥:のどや鼻の粘膜が乾燥して
防御機能が弱まり、感染症リスクが増大。
また、睡眠の質も低下させます。
これらを「冬だから仕方ない」と放置すると、
自律神経の乱れから免疫力が著しく低下します。
風邪やインフルエンザなどの感染症に
かかりやすくなるだけでなく、
春になっても疲れが抜けない「不調の長期化」を招くリスクがあります。

対策としては、
1. 【食事】動物性タンパク質(特に魚)を毎食摂取する
アミノ酸などバランスの優れた燃料を補給し、
冷えに負けない熱産生能力を維持する
2. 【習慣】起床直後の日光浴
「生活リズムの乱れ」を解消し、
精神安定(セロトニン)と質の良い睡眠を手に入れる
3. 【環境】「温度差10℃」を作らない温度管理を行う
自律神経の無駄遣いを防ぎ、
免疫力を高めることで、感染症に強い体質を作りを行いましょう。

また、1分で自律神経をリセットできる「耳のマッサージ」を
行うのもセルフケアの1つです。
耳の周囲は自律神経のツボが集中しています。
気圧変化(爆弾低気圧)による不調にも効果的です。

1. 両耳の上部を軽くつまみ、上に5秒引っぱる。
2. 両耳の真ん中を横に5秒引っぱる。
3. 両耳の下部を下に5秒引っぱる。
4. 真ん中を横に引っぱりながら、前から後ろへ大きく5回まわす。
5. 耳を包むようにパタンと折り曲げ、5秒キープ。
6. 手のひらで耳全体を覆い、円を描くように前から後ろへ5回まわす。
冬の「体が重い」という症状は、
決して怠け心ではなく、
過酷な環境に適応しようとする体からのサインです。
大切なのは「頑張る」ことではなく、
自分を労わってあげることです。
芽吹きの季節を存分に楽しむために、
今からご自身の身体を労わってあげてください!

