キャプテンコラム9月号「自分に合った生活はどうやって見つける?/社員コラムより」
「自分に合った生活」と聞いて、どんな生活を思い浮かべますか?

朝は早く起きたほうがいい。
毎日決まった時間に寝たほうがいい。
休日も予定を入れて活動的に過ごしたほうがいい。
人付き合いは大切にしたほうがいい。
私たちは、知らないうちに「こうするのが良い」という
生活のイメージを持っています。
もちろん、健康的な生活習慣や人とのつながりは大切です。
でも、「一般的に良いとされる生活」と「自分に合った生活」は、必ずしも同じとは限りません。
例えば、朝の時間。
早起きをして余裕を持って準備することで調子が良くなる人もいれば、
朝はゆっくり時間をかけたほうが動きやすい人もいます。
休日も、予定をたくさん入れて充実感を得る人もいれば、
家でゆっくり過ごすことで疲れを取れる人もいます。
人との関わり方も同じです。
たくさんの人といるほうが楽しい人、
少人数のほうが話しやすい人、
一人の時間があると落ち着く人など、
心地よい過ごし方は人それぞれです。

つまり、「みんなにとっての正解」が、
そのまま自分の正解になるとは限らないのです。
では、自分に合った生活を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。
一つの方法は、
普段の自分を少し観察してみることです。

「どんなときに疲れやすい?」
「どんなときに集中しやすい?」
「一人と人と一緒、どちらが過ごしやすい?」
「予定は細かく決まっているほうが安心?」
「どんな環境だと落ち着いて過ごせる?」
こうしたことを振り返ると、
「自分はこういうときに力を発揮しやすい」
「こうすると疲れにくい」といった、
自分なりの特徴が見えてくることがあります。
また、新しい方法を試してみて、
うまくいかなかったとしても、
それは必ずしも失敗ではありません。

例えば
「朝活を始めたけれど続かなかった」という経験から、
「自分は朝より夜のほうが集中できる」
「毎日より週に数回のほうが続けやすい」
「一人より誰かと一緒のほうが取り組みやすい」
といったことが分かるかもしれません。
やってみる → 振り返る → 少し変えてみる。
この繰り返しによって、
自分に合う方法は少しずつ見つかっていきます。
そして、今自分に合っている方法が、
ずっと同じとは限りません。
仕事や学校、生活環境が変われば、
ちょうどいい生活の形も変わります。
だからこそ、
「自分はこういう人だから、こうしなければならない」
と決めつけるのではなく、
「今の自分には、どんな方法が合っているんだろう?」と
考えてみることが大切なのかもしれません。

自分に合った生活は、
最初から完璧な形を見つけるものではありません。
「これは少し楽だった」
「これは意外と続けやすかった」
「これは自分には合わなかった」
そんな小さな発見を積み重ねながら、
少しずつ自分にとって過ごしやすい方法を見つけていきます。
もし「頑張っているのに、なんとなく毎日がしんどい」と感じることがあれば、
もっと頑張る前に、
「そもそも今のやり方は、自分に合っているのかな?」と、
一度立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。

