キャプテンコラム6月号「やる気が出てから動く?動いてからやる気が出る?/社員コラムより」

「やる気が出たらやろう!」
そう思っていたのに、気づけば一日が終わっていた……

そんな経験はないでしょうか?

やらなければいけないことは頭にあるのに、
なかなか最初の一歩が踏み出せない。
多くの人が一度は感じたことのある悩みです。

実は心理学では、「やる気が出てから行動する」のではなく、
「行動することでやる気が出る」と考えられています。

脳には、行動を始めることで活性化する仕組みがあり、
動き出すことで少しずつ集中力や意欲が高まっていきます。

これは、いわばエンジンのようなもので、
最初から全速力で動くのではなく、
少しずつ回り始めていくものです。

そのため、最初から大きなやる気を求める必要はありません。
むしろ、「やる気がないままでもできる小さな行動」を
設定することがポイントになります。

例えば、

・勉強なら参考書を開くだけ

・掃除なら机の上を1分だけ片付ける

・運動なら靴を履いて外に出る

といった具合です。


一見すると些細なことですが、
「始めた」という事実そのものが脳へのスイッチになります。

さらに、人は一度始めたことを途中でやめるより、
続けたくなる性質があります。

そのため、「1分だけ」と思って始めたことが、
気づけば10分、20分と続いていることも少なくありません。

逆に、「全部やらなきゃ」と考えてしまうとハードルが高くなり、
最初の一歩がどんどん重くなってしまいます。

完璧を目指すほど、動き出すことが難しくなるのです。

だからこそ大切なのは、
「小さく始めること」と「始めるハードルを下げること」です。

やる気があるかどうかではなく、
「とりあえずやってみる」という姿勢が、
結果的にやる気を引き出してくれます。

もし今、「やらなきゃ」と思いながら
動けずにいることがあるなら、
ほんの少しだけで構いません。
1分だけ、1つだけ、できることから始めてみてください。

やる気を待つよりも、
まず少し動いてみる。
すると後から、やる気が静かについてくるかもしれません。

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